端柄材について 木工事のなかの「端柄材」について。 「はがらざい」と読みますが、語源はおそらく原木から材料をとる時、樹芯部分は柱等の構造材に使い、そのまわりの余った「半端な部分から製材されるもの」からきていると思われます。 どの部分の材…続きを読む
金物について 昔はカスガイといって、コの字型の両端が釘のようにとがった金物を材料の接合部に使っていました。 今日の木造建築では、昔に比べたら比較にならないくらい数多くの補強金物が使われています。 阪神大震災を教訓に基準も…続きを読む
在来工法について 木造在来工法では、上棟が終わると直ちに屋根工事にかかります。 それほど規模が大きくなければ、上棟したその日に屋根の下地板を張りあげて、雨がかからないようにします。 この作業を雨仕舞い(あまじまい)と呼んでいます。 &nb…続きを読む
屋根について まず形状ですが、一般的によくあるのが切妻(きりづま)と呼ばれるもので、家の真ん中に頂点があって2方向に流れ落ちる形状です。 屋根工事費としては経済的で、単純な形からして雨漏りもしにくいでしょう。 もう一つよく見られるのが…続きを読む
破風とは 家の外装で破風(はふう)という部分があります。 軒天井と屋根が交わる一番先端の部分をさします。 屋根の下地で流れ方向にかける長い木を垂木と呼びますが、この垂木の先端を本格和風建築では化粧垂木(けしょうだるき)といって木を…続きを読む
雨樋について 樋には軒先に付いた「軒樋」と、軒樋に流れた雨水を地面に伝える「竪樋」があります。 軒樋は、屋根から流れ落ちる水を受け取るため半円状になっており、集水器と呼ばれる桝状の箱に集められ、筒状になった竪樋に流れます。 軒樋は様々…続きを読む
外壁工事について 住まいの性能で重要なものをあげるとしたら、まず耐震性が思い浮かぶのではないでしょうか。 地震に対して抵抗する方法として、以前は筋交いが一般的でしたが、今日では耐力面材と呼ばれるパネル状のものを外周の壁に 張りめぐらします…続きを読む
左官工事について 左官とは塗り壁のことをいいます。 今日の建築は合理化と工期短縮が求められ内外装ともに左官工事がすっかり減ってしまいました。 ローコスト住宅では、左官工事といったら基礎外部の立ち上がり部分をモルタル(セメントと砂を水で練っ…続きを読む
建具 部屋を仕切ったところに開閉するため設ける建具。 開き方としては主に 開く、引く、折るという3タイプがあります。 どのように使い分けをするかというと… 開く形状は、主に個室に用いられます。 音漏れや光漏れを防…続きを読む
造作材について 大工さんが施す仕上げ工事を総称して造作(ぞうさく)といいます。 また、完成して表面に見える木材を「造作材」と呼びます。 例えば、 敷居 :開口部の下部に付く材 鴨居 :開口部の上部に付く材 長押 :和室の鴨居の上に付く幅…続きを読む