新築の予算の決め方は?住宅ローンを組む年収の目安は?頭金どれくらい?

Q: 家を建てたいけれど予算がどのくらいあれば大丈夫なのかわかりません。

住宅ローンが組めるのか、いくらまで借りられるのか、自分の年収で返済していけるかも気になります。

また、頭金はどれくらいあればいいでしょうか?

 

新築の予算の決め方は?

家を建てようと思った時、一番気になるのがお金のことでしょう。

ふとまわりを見渡してみて一番高い買い物って家なのかなと思います。

(一般的にという話しです。多くの人がそうだとは思いますが中には違う人もいるでしょう。)

新しい家を建てたいとどんなに夢や希望を思い描いたとしても、まずはお金のことが優先となるでしょう。

 

生活費は家を建てても建てなくても変わらないことなので毎月かかります。

それ以外にも何かと予測しないことが起こるものなので、余裕を持って予算を考えなければなりません。

いっぱいいっぱいにしてしまうと日々の暮らしに影響してきて、こんなことなら建てなければよかった、

となってしまうかもしれません。そんなことは避けたいですね。

 

新しい家が欲しいという気持ちの中には、その新しい家での「幸せな暮らし」というものが隠れていて、

皆それを実現したくて家を建てるのだと思います。

ですので、無理のないように予算を組みましょう。

 

最悪の場合のことを考えて決めると良いのではないかと思います。

体調を崩して働けなくなったとか、リストラされたなどの思いがけない事態に備えて、

そうなった時でもすぐに影響が出ないように負担にならない金額で予算を考えておくといいでしょう。

数か月は貯金で生活できるように確保しておくべきです。

せっかく建てるのならと憧れからあれもこれもと取り入れて、たくわえを全部家に使ってしまうのは怖いことです。

 

全体でいくらの予算というのも重要ですが、月々いくら?と考えた方が現実的でわかりやすいですね。

賃貸に住んでいるなら月々の家賃を参考に決めるといいと思います。

住宅費がかかっていない暮らしをしているなら、月々の家計と貯蓄額を確認してみるといいでしょう。

後で大変なことにならないようにお金のことは先にしっかりと考えておきましょう!

 

住宅ローンが組める年収の目安

多くの人は住宅ローンを組むと思いますが、自分の年収で一体いくら借りられるのか…

これがわからないとどうにも決められませんね。

目安として、年収の5倍以内にするのが望ましいところです。

 

でもギリギリなんとかなる額では心配なので、やはり余裕を持って、いざという時に慌てないようにしておきましょう。

 

間取りの工夫や設備の選択の仕方などで金額は上げることも下げることもできますので、きちんと返せる額であるようにしましょう。

「借りられる額」と「返せる額」は違うということを頭に入れておいてくださいね。

 

住宅ローンの頭金はどれくらいあればいい?

頭金をまったく準備しないのはちょっと心配かもしれません。

ですが、貯金を全部頭金に使ってしまうわけにはいきません。

ローン以外に諸費用が掛かりますが、こちらは現金で支払うことになるでしょう。

頭金の額でよく言われているのは住宅価格の2割程度というものです。

目安となるものですから、参考程度にしてみてください。

 

いつ建てるかにもよりますが、まだ若くて家を建てるのはもう少し先というのならば、

まずは計画を立てて少しずつ貯金して頭金分を貯めてはいかがでしょうか。

貯金しつつ、家づくりの知識を得て頃合いを見定めては。

 

子供が生まれると教育費がかかってきますので、家の分だけ貯める、ということが難しくなってきます。

子供が生まれた先のお金についても頭に入れておかなければなりませんね。

いちばん貯めやすい時期は、結婚してから子供が生まれるまでの共稼ぎの時だと思います。

2人で稼げるのでその期間はスムーズに貯蓄にまわせるのではないでしょうか。大事な期間です!

子供が生まれれば奥様は育児で働けなくなるので、それまでの時間は無駄にしないようにしましょう。

また子供が大きくなれば状況も変わってきます。

奥様は少し時間ができ働けるようになりますね。

臨機応変に変化に合わせていくことになるでしょう。

 

とここまで書きましたが、

その時の金利などの条件によっては、頭金を貯めてからじゃなく、早い方がお得になることもあります。

時と場合によりますが、早くにローンを組み、後で繰り上げ返済をした方がお得になることもありますので、

ローンを組むことを考えたら、まずはよく調べて、タイミングを逃さないようにできるといいですね。

 

まとめ

家が欲しいと思った時にセットで頭に思い浮かぶのが資金のことですね。

この不安や悩みを解決しないことには先へ進めません。

頭金や住宅ローンのことなど調べつつ、貯金をする・早くにローンを組む、など見極めて

ベストなタイミングで上手に準備をして行きましょう。