新築の家相を気にする方へ。方位の見方、年回りが悪い場合どうするか

新築の家相は気にする?

そんなの迷信だよ、と全く気にされない方もいるでしょう。

ただ、古くから語り継がれてきたのも事実です。

ということは、その土地とそこに住む人には何らかの因果関係があるかもしれません。

 

考え方のひとつですが、人間は自然と密接につながっていて大地からのエネルギーを無意識に受け取っているような気がします。

別に宗教がかっているわけではなく、地球上に存在する全ての生物は、自然の恵みで生きていますよね。

植物だって大地から養分を吸い上げて生きているのですから。

世の中で起こること全てを科学的に証明できていないように、目に見えない何らかの力が存在することを全否定することもできないと思います。

家を新築したとたんにだれかが亡くなったり、リフォームしてすぐ病気になったり…という話しを人づてに聞くことがあります。

タイミングを合わせたかのように起こることでもないと思います。

そんなこと全く気にしない人に何も起きなかったりするのは、無意識に良い方へ導かれているような気もするのです。

かといってあまりにも凝り固まってしまうと何もできなくなってしまいます。

 

良い家相になるように全てを満足させようとすると、確実に使い勝手の悪い間取りになることでしょう。

少なくとも鬼門線上の玄関や設備は避ける、といった程度に要所をおさえておいて、あとは使いやすさを優先した方がより快適な生活になると思います。

日当たりや風通しなど優先して健康的な暮らしができた方がいいのではないでしょうか。

建売やマンション、アパートなどでは既に建ってしまっているのでどうにもなりませんし、それでもそこに住んでいる人が皆良くないことが起こっているわけでもありませんから。

 

目に見えない家相ですので、ほどほどに、そして自分の気持ちが落ち着く程度に…ですね。

 

家相の方位の見方

家相は奥が深いので、簡単なポイントだけあげてみます。

(これは絶対ではありませんので参考程度に考えてみてくださいね)

 

鬼門と裏鬼門

鬼門という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

北東の方角です。

水回りや火気を扱うものは避けるべき方位です。

家に入る玄関も避けましょう。

 

裏鬼門は鬼門から家の中心を通ったその反対側です。

南西の方角になります。

こちらも玄関、水回りの設備は避けましょう。

 

キッチン

キッチンは鬼門、裏鬼門以外に、西が良くないとされています。

昔は冷蔵庫がなく食材の保存がよくなかったので、西日が当たると食材が悪くなりやすいために

この方角はよくないとされていました。

 

トイレ・浴室

トイレと浴室は鬼門、裏鬼門以外に北を避けた方がいいです。

 

階段

家の中心は宅心と言います。

階段は中心に持って来ない方がいいでしょう。

火事になった時、火が早く回るので物理的にもよくないです。

 

リビング

悪い方角はありません。

 

寝室

悪い方角はありません。落ち着くところを選びましょう。

 

子供部屋

悪い方角はありません。

 

設備の中心を通るのは避けた方がいい線

正中線(せいちゅうせん)と四隅線(しぐうせん)というのがあります。

正中線は宅心を通る南北、東西の十字の線、

四隅線は、宅心を通る北東-南西、北西-南東の、X字の線です。

このライン上に水回り設備の中心を配置するのは良くない、建物の「欠け」を作るのは良くない、

とありますが、これをすべて守ろうとするとまとまらなくなり、間取りを作るのが難しいと思います。

出来る範囲で避けれるようなら避けましょう。

 

年回りが悪い場合は新築をあきらめるしかないの?

家相や風水というのは、絶対にダメということはなく、何かしら回避する方法があります。

お祓いをしてもらうことで気持ちが休まるかもしれません。



私の場合は、神主さんに土地や方角についてみてもらいましたが、教えてもらった通りの敷地内の位置に、槐(えんじゅ)の木を植えました。そしてよくお祓いしてもらいました。

 

なかには怪しいことを言う人もいますので気をつけてください。

以前、丸い石(のようなもの)の購入を勧められ、それを土地の四隅に埋めると神様に守ってもらえる、と言われ、信じていいのかどうか判断に迷う話しをされたことがありました。

その石はだいぶ高額でしたので運よく買えず(?!)踏みとどまることができましたが。

ただこれも怪しいのかどうか、本当のところ正解はわかりません。

信じるか信じないか、という捉え方になりますね。

 

人によっては、方位を気にして、一旦いい方角のアパートなどに仮住まいをして、そこから本来の場所に

引っ越すと言うすごい人もいます。

 

少し時期をずらせるのであれば、翌年の2月3日過ぎまで待てば年回りがかわります。

 

建ってからの回避としてなら、盛り塩をしたり、風水ならインテリアを替えたりということで、後からでも対策がいくらでもできます。

人によっては、新築だけでなくリフォームするにしても年回りをみてから、という人もおります。

人それぞれの考えでいけばいいのではないでしょうか。

 

あまり四角四面にならず、それよりもいつもきれいに掃除、整理整頓されている家の方が良い気がまわりそうな気もしますよね。

 

まとめ

あいまいなものであるので、信じるか、気にしないか、人それぞれだと思います。

正解はありません。

自分が納得できる形がベストだと思います。