新築の場合、屋根のことなどあまり気にせずに導入してしまうかもしれませんが、あれだけの重量のものが載るわけですから補強はもちろんのこと、屋根の仕上げも考慮しておいた方がいいでしょう。
できれば、金属系の軽い材料が良いと思います。
金属系といっても、ステンレス素材ですかね。
どんなものでもメンテナンスは必要なのでできるだけ耐久性に優れたものがいいですね。
屋根の下地も通気性を良くして、腐蝕しないような工夫が必要です。
電気料金が安く済んで、早く元がとれたなんて喜んでいたところに、発電装置の部品交換が必要になったり、屋根の改修が必要になって手入れできずに発電パネルを一端外すことになったら、一気に何十万単位のお金がとんでいってしまいます。
次に、リフォームで既存の屋根に載せる場合。
既存の屋根にそのまま載せるのは絶対避けるべきです。
やはり耐久性のある屋根材に葺き替えることも同時にやっておくべきです。
まだ10年経っていないし、仕上げもしっかりしているからと安易に考えない方がいいでしょう。
所詮、寿命のある機械ものです。
正常に動いている間は、エコ気分を満喫できますが機械に故障や交換はつきものです。
太陽光の販売業者は、いろんな業界から新規に参入している例もあり、建築の知識も無いまま売り込まれるケースがあるようです。
導入を検討されているならば、ぜひ屋根にもこだわってください。