資金計画について
まず、予算オーバーにならないために、最初の段階で自分の予算を把握していなければなりません。
多くの方が住宅ローンを利用しますね。
自分で簡単に借入額を計算できる方法がありますので、そちらをご案内します。
下の表は100万円借りた場合の、毎月の返済額がいくらになるかの目安となる返済早見表です。
例えば、借入期間が35年、適用金利が年2.0%の場合、表から毎月の返済額が100万円あたり3,312円とわかります。借入金額が1,000万円の場合はこれを10倍して、毎月の返済額は33,120円となります。
(単位:円)
借入期間 | ||||||
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10年 | 15年 | 20年 | 30年 | 35年 | ||
適 用 金 利 (年) |
1.0% | 8,760 | 5,984 | 4,598 | 3,216 | 2,822 |
1.2% | 8,847 | 6,073 | 4,688 | 3,309 | 2,917 | |
1.4% | 8,935 | 6,162 | 4,779 | 3,403 | 3,013 | |
1.6% | 9,023 | 6,252 | 4,871 | 3,499 | 3,111 | |
1.8% | 9,112 | 6,343 | 4,964 | 3,596 | 3,210 | |
2.0% | 9,201 | 6,435 | 5,058 | 3,696 | 3,312 | |
2.2% | 9,219 | 6,527 | 5,154 | 3,797 | 3,416 | |
2.4% | 9,381 | 6,620 | 5,250 | 3,899 | 3,521 | |
2.6% | 9,472 | 6,715 | 5,347 | 4,003 | 3,628 | |
2.8% | 9,564 | 6,810 | 5,446 | 4,108 | 3,737 | |
3.0% | 9,656 | 6,905 | 5,545 | 4,216 | 3,848 | |
3.2% | 9,748 | 7,002 | 5,646 | 4,324 | 3,960 | |
3.4% | 9,841 | 7,099 | 5,748 | 4,434 | 3,075 | |
3.6% | 9,935 | 7,198 | 5,851 | 4,546 | 4,191 | |
3.8% | 10,029 | 7,297 | 5,954 | 4,659 | 4,308 | |
4.0% | 10,124 | 7,396 | 6,059 | 4,774 | 4,427 |
現在は金利が低いので、最長の35年返済で組んで月々の支払い負担を抑え、ある程度お金がたまったら繰り上げ返済をする方が多いようです。お子様の教育費などいろいろとかかる時期もあるでしょうから、ライフプランをしっかり立てて無理の無いようにすると良いと思います。
別の資金計画の方法として、
月々支払える金額から割り出す借入可能額を計算する方法をご説明します。
「月平均返済額÷100万円あたりの返済額×100万円」という式に当てはめます。
例えば、ボーナス払い無し、月々の返済額が8万円なら支払っていける場合、先と同じで、借入期間が35年、適用金利が年2.0%だとすると、8万円(月平均返済額)÷ 3,312円(100万円あたりの返済額)=約24.15円24.15円×100万円=2,415万円(借入可能額)
住宅ローンの借入額は10万円単位が多いので、借入可能額は2,410万円となります。
※ボーナス払いがある場合は、その金額も加えて、12で割り、月平均を出します。
例:月々の支払い額が7万円、ボーナス時の支払い額が20万円の場合は、
{(7万円×12)+(20万円×2)}÷12=10.333…月々の平均支払額は約10.3万円になります。
※住宅ローンの事前審査に通らないと借りることはできません。
※融資の申し込みの際には、この他の諸条件が考慮されますのでご注意ください。
※この表はひとつの目安としてください。
ローンの借入金額は、頭金の予算にもよりますね。
また建物にかかる以外にも、結構頭に入っていなかったところで必要になったりするので、すべての予算を把握しておかないといけません。
プランニングに入ってからですと、夢がふくらみ予算オーバーになりがちです。
目いっぱいの金額を新築費用に充てると苦しくなりますので、まず最初の段階で十分な資金計画を練りましょう。