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これから土地を購入される方へ

土地情報を集める

土地を探そうと思い立った時に、最初に情報を得ようとする方法としては

  • インターネットでの不動産会社のウェブサービス利用
  • 折込広告のチラシ
  • 不動産情報誌等

があります。

不動産会社のウェブサービスでは、予算や希望の学区、個人情報を入力して登録すると無料で希望に合った土地情報を提供してくれるので、無駄な時間をかけることなく土地探しができます。
また、希望のエリアがある程度決まっている場合は、そのエリアを足で探すことが効率的です。

インターネットで見つけた気になった土地を見るついでに、その地域をグルグル見て回ると空き地に立て看板があったりします。実際土地を見る事でその土地の雰囲気やご近所の様子なども知ることができます。

予算の把握

土地以外にかかる費用は建物本体だけではありません。付帯費用分も忘れずに予算に入れて考えてください。
付帯工事で予想外にかかってしまい、建物で妥協しなければならなくなった…ということでは希望通りにいかなくなってしまいます。

土地にどれくらいかけられるのか最初に把握しておきましょう。

分譲地と単独地、それぞれのメリットとデメリット

分譲地と単独地のどちらを選ぶか分譲地と単独地、それぞれにメリット、デメリットがあります。

分譲地購入のメリット

  • 同世代の家族が多いため、子供の年齢が近く、ご近所付き合いがしやすい。
  • 新しい住宅が多いのできれいな町並みで生活ができる。
  • 同じくらいの寸法で区分けされているので検討中の土地が売れてしまっても代替地がある。
  • きれいに造成されている為、宅地までの水道の引き込み等、別途必要な費用が抑えられる。

分譲地のデメリット

  • 駅からは少し離れたエリアになる。
  • 土地の資産価値が駅近の物件と比べると少し劣る。

単独地購入のメリット

  • 駅近郊の物件で計画することができる。
  • 駅近郊の物件等、資産価値の高い土地であることが多い。
  • 通勤、通学(高校、大学)の利便が優れている。

単独地購入のデメリット

  • 古い町並みでの計画となるため近隣への配慮が必要となる。
  • 古い造成の為、同世代の家族が少ないことが多い。
  • 古い町に入っていくので、近所付き合いに気を配る事が多い。
  • 良い土地はすぐに売れてしまうので検討する時間が短い。

土地選びのポイント

学校の環境

土地を探すポイントとして大きく左右されるのが学校の環境です。学校の感じはどうか通学の道路環境はどうか、近くに子供たちがいそうな環境か、夜間の雰囲気はどうか、中学・高校と成長していった時に交通機関等不便さは感じないか、調べられる範囲で調べてみましょう。

生活の環境

土地の利便性だけで決めずに周辺の環境をよく見て判断しましょう。気に入った土地でも慌てず、そこに住んだとしたら…と考えて、普段の買い物、いざという時の病院、公園や公共施設、道路状況(駅まで○分と書いてありますが、徒歩1分は80mで計算されています)、また音などは気にならないか(昼間はうるさくないか)、日当たり・風通しはどうか、又、単純にピンとくるものや雰囲気などもチェックの対象にしてみてください。便利なところだがにぎやかで落ち着かない、また、自然が豊かで環境がいいが不便な場所かもしれない…等、購入する時の年齢と老後での生活の違いなども、長い目で見てよく考えてください。

候補の土地が見つかったら

法的な規制を確認する

土地が前面道路に2m以上接していないと家は建てられないという法律があります。また、前面道路幅が4m未満の場合には建てる時に敷地の一部が利用できないことになりますので注意が必要になります。
全面道路が私道の場合には権利関係の確認が必要です。 また、建てられる規模なども確認しておきましょう。(建ぺい率、容積率、高さ制限など)役場で確認することができます。

ライフラインの整備

水道、ガス、電気は日々の暮らしに欠かせない重要なインフラです。
敷地内まで引かれていない場合は本管から使用者が工事をすることになり、場合によっては多額の費用がかかります。

土地探しで気をつけたいこと

家が建てられる土地かどうか

都市計画法の都市計画区域の中でも市街化調整区域は原則、一般の住宅が建てられませんので注意が必要です。

隣家とのトラブル

隣家との間でトラブルになりやすいのが境界線です。土地購入後の話しになりますが、購入後はすみやかに隣人立会いの下、境界の確認をしておきましょう。

その土地の地盤を調べましょう

過去に地盤沈下のあった土地や、軟弱地盤ではないか等を調べる方法のひとつとして、自治体が提供している防災マップがあります。
また、土地の歴史を知ることからもわかります。近隣の、できれば古くからその土地にいる方に過去のことを聞いたり、雨の日に現地の様子を調べたりしましょう。近くに川や池があったり、周りより低い土地では地盤が弱い場合があります。
地名に入っている漢字には、その土地の歴史や特徴を表すメッセージが隠されていることがあるので、手がかりのひとつとなるでしょう。
土地探しの段階である程度は自分で判断できるところもありますが、実際に家を建てる前には地盤調査をしっかりと行うことが重要です。後々、地盤改良が必要になると数十万円~百万円単位の予想外の出費になってしまいます。選ぶ際には注意が必要です。
土地を決める際には、地盤の状態はかなり重要なポイントです!

 

土地購入で不安な方、土地探しのお手伝いもさせていただきます。どうぞお気軽にご相談ください。