間仕切り

部屋を仕切る壁を間仕切り壁といいます。

最近の住宅は断熱性、気密性に優れていることから間仕切りを極力減らして、家中どの部屋も温度差ができないような間取りにしています。

そのことにより、冬場によく起きるヒートショックとよばれる現象を防ぐことができます。

これは人が部屋を移動した時に、急激な温度変化による血圧の上昇等により脳卒中や心筋梗塞を引き起こすことをいいます。

また、間仕切りを減らすことで建築コストは下がりますし、将来のライフスタイルに応じて仕切ったり、オープンにしたりと
部屋同士のつながりの自由度が増します。

耐震性を考えれば壁は多い方が良いのですが、外壁まわりに耐力面材とよばれるパネル (筋かいに代わるもの)を用いると、内部の耐震壁を減らすことができます。

その他、人の気配も感じ取りやすくなって家族間のコミュニケーションを高める効果も期待できますね。