建築豆知識

基礎について その2

基礎はコンクリートと鉄筋を用いて、建物のかたちにあわせて
現場でつくられます。

はじめに、所定の深さまで土を掘削します。これを「根切り」といいます。
掘ったところへ砕いた石を敷き込み、大きなハンマーのような機械で
よく突き固めます。
その上に地面からの湿気を防ぐためにフィルムを敷きます。

次に型枠を立てるところに「捨てコンクリート」と呼ぶ、鉄筋の入らない
薄いコンクリートを敷き均します。
捨てコンクリートが固まったら、基礎を組み立てるための基準線となる
墨をコンクリート面に印します。「墨出し」という作業です。

そして基礎の中心部に鉄筋を組み、型枠を側面に組み立てて
アンカーボルト(基礎と土台や柱を緊結する金物)と呼ばれるものを
基礎からとびだすようにセットし、枠の中にコンクリートを流し込みます。
コンクリートは、あらかじめ工場でつくられ専用の運搬車で現場に
運び込まれ、コンクリートポンプ車と呼ばれる車にいったん送り込まれ、
太いホースで圧送され型枠の中に流します。

コンクリートが固まって充分な強度がでるまで、しばらく養生期間をとります。
コンクリートは乾燥して固まるのではなく、水と混ざる化学反応によって
硬化します。
したがって、夏の暑い時期は急激に水分が蒸発し、硬化不良を起こし
ヒビ割れの原因になるので注意が必要です。

コンクリートが硬化したら型枠を取り払います。
基礎の周りに掘った土を埋め戻し、余った土は敷地内に敷き均すか、
他所の処分場まで運びます。これを「残土処分」といいます。
これで基礎工事は完了です。

コンクリートは圧縮力(押しつぶす力)に対しては強いのですが、
引っ張りには弱いので、その引っ張り力に抵抗するために鉄筋を入れます。
基礎は常時、建物から荷重を受けます。そして地盤からも反発力を
受けます。さらに風や地震の力も加わります。
このようなあらゆる力を受ける基礎は、その部分によって
圧縮されたり引っ張られたりするわけで、コンクリートと鉄筋は
互いに抵抗力を負担しあって頑丈な構造物となり建物を支えています。

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