住宅設備といえば、キッチン・バス・洗面台が「3点セット」と呼ばれていて、
全部合わせて100万円でそれなりのものが揃います。
ちょっと贅沢すれば合わせて300万円も軽く超えてしまいます。
いわゆる坪単価は、これらの選び方しだいで坪当たり3万~10万超と、
家の値段に大きく影響するのです。
ですから坪単価だけで家の良し悪しは判断できないわけです。
これらの住宅設備は、メーカーのショールームで表示されている価格と、
実際に建築業者から出てくる売価もまた開きがあったりして、これもまた
予算を組む上での難点であります。
私たち業者の立場からしても、なぜこの定価設定なのかと首をかしげるほどの
仕入れ値のものがあります。
ですのでメーカーの表示している希望小売価格はあてになりません。
キッチンに関しては、扉の素材で価格グレードが設定されていて、
それこそピンからキリまであります。
特にこだわらなければ業者さんお奨めのメーカーでも良いでしょうが、
せっかく注文住宅で建てるからにはいろんなショールームをまわって、
素材・機能・操作性をじっくり研究されてみてはいかがでしょうか。